2025/01/20 17:51

クリニックでは、オンライン相談・診療での対応を開業当初から行っています。


2024年末に農林水産省より愛玩動物におけるオンライン診療の指針が出されました。

指針に則った方法で行っていきます。


クリニックオンライン、なかなか想像がつきにくいものです。

どんなことができるのか?


相談して、アドバイスを相談者に伝える



アドバイスを伝えることが、私の役目です。

このアドバイス、

他の動物病院の先生方が私と同じようにできるかと言ったら、答えは



できない。



なんでか?


薬で治そうという考えで、ずーっとやってきたから。そういう考えは西洋医学。

西洋医学しか教えてくれないのです。卒業して、勤務先の先輩も西洋医学での対処方しか教えてくれない。周りの学会も、製薬会社も、薬で対応していくことしか教えません。



私はどんなアドバイスを送るのか?


「体を元の状態に戻す」アドバイス


になります。

私は、西洋医学の知識に関しては、高度医療にも携わっていましたから十分にありますし、東洋医学や振動医学、食の知識も経験もあります。

さまざまな症状を改善させるには、多くの知識と経験が必要とわかり、「体を元の状態に戻す」アドバイスになりました。


このアドバイスを実践した先には、少しずつの症状の改善が見られます。



パッとやって、パッと治る。と思いますか?

そんな簡単には改善しません。

一歩一歩進んでいけば、症状が再発をしない。

そんなアドバイスを送ります。



オンラインで下痢が治らないということで利用された例を紹介します。

すでに投薬をして治らないという内容です。


どうするのか?


薬に頼りきっている体になっていますから、体質改善ということに目を向けて、「体を元に戻す」ためには、どうするべきかを中心に話をしていきます。


これは、クリニックの特徴でもあります。


一般的には、「体を元に戻す」という考えは持ち合わせていないでしょう。

薬でなんとか対応しようと考えいるからです。



下痢ならば、ただちにこれを食べさせなさい。という方向にはなりません!

下痢の場合には、数多くの原因が考えられ、そこは丁寧なカウンセリング、対話を行っていきます。

今回の回答では、主に食生活の見直しをアドバイスしました。この食材を取り入れてみましょうとか、量はこれくらいとか、細かく指示を出します。

これを聞いて食事を実践するのは、飼い主さんなのでアレンジはお任せします。

腸が弱っていると考えたので、適した栄養素のアドバイスをします。


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そんな目先の足し算ばかりでは身体は元に戻りません。

足し算と引き算のバランスが大事なのです。