2020/06/27 09:00

どうも!タクヤ院長です!


冬眠明けからの皮膚病というのが多い。

皮膚病、気をつけなければいけないのは子亀です。

カメは普通自然に育ちます。
自然界であれば、皮膚病なんてかからないでしょう。

皮膚病は主に細菌感染で起こります。
ミドリガメ、クサガメ、ゼニガメの飼い方 - エキゾチックペットの病気
写真は拝借してきました。

症例にもいたのですが、子亀で全身ボコボコ、顔や口は見られない。細菌感染のせいで指がなくなっている。
お見せできないくらいひどかった。
見ていて辛い。

細菌感染をなめてはいけない。この病気は指なくなります。欠損させる。
感染がひどくなると、食欲低下、元気消失に繋がり、悪循環で結果、生きれない。

子亀はデリケートです。水替え毎日。日光浴適度に必要。食事はしっかり与えること。食べないのはおかしいと思った方がいい。
水棲の亀は、水が汚いと簡単に感染を起こします。特に子亀は抵抗力がないから。
可愛いですよ確かに。可愛いけど飼い方は大きくなるまでは、ちゃんと見てあげないと。

子亀、来院された時はもうぐったりしていました。
動けない。動かないといった方がいいのか。

でもなんとかしよう。

治療は、細菌の数を減らす。除菌です。
一般的には、薬使って~とか、イソジン使って~とか。
クリニックでは薬使いません。イソジン使いません。
こんな子亀に薬を使ってどうする。危険です。
では、どうするか。
アクアゼオパウダーを使う。ぬるま湯にしました。
温浴です。
 

これをぬるま湯にいれて、細菌感染除去。
かなりひどいのでどこまでいけるのか。子亀の体力が持つのか。

この業務用アクアゼオ
うちで飼っているカメノスケにも使います。
元気です。

足に細菌感染、白点がありましたが、少しずつ再生しています。

これは効果あると思うけど‥子亀、頑張れ。