2020/05/30 18:02

どうも!タクヤ院長です!



フィラリア症にならないために、ワンちゃんにお薬を飲ませましょうということ。
何のため?

そもそもフィラリア症ってなんだ?

フィラリア症は、主に犬の病気です。猫のフィラリア症についても言われておりますが、ここでは犬のみにします。
フィラリアとは犬糸状虫ともいいます。線虫類。寄生虫です。
どこに寄生するか、心臓です。腸ではないです。心臓です。


蚊に刺されました。
すぐに病気になるかというと、違います。6~7か月後に心臓に感染している。感染成立で症状が出るのは先の話。
心臓にいるかいないかは検査してわかる。血液検査です。検査キットがあります。

顕微鏡でみて判断するものとは違います。
抗原を測定する。
顕微鏡をみているのは血管の中にミクロフィラリアが出ているかどうか検査しています。

ミクロフィラリア??
なんでしょう。フィラリア、フィラリアといっているのとは違うのか?
そうです、違います。

心臓にまず寄生するのがフィラリアの成虫。成虫には雄と雌がいて、子供ができます。それがミクロフィラリア。フィラリアの子。
全身の血管に流れ出てくる。だから採血した血液でいるかいないか判定できる。

昔に比べたら、フィラリア症のワンちゃんは減ったと言われている。
獣医歴が長い先生は、心臓から成虫を吊りだす手術を
毎日のようにしていたよと言う。
飼い主さんは、先住犬をフィラリアで亡くしてしまった。だからしっかり予防したい。
と言う。
フードでフィラリア症の予防ができるという人もいる。
フィラリア症の薬はしばらく飲んでいないけど、なんともないという人もいる。
ネットの情報を鵜呑みにして、フィラリアの予防薬をやらないと宣言した人もいる。

タクヤ院長の意見としたら、フィラリア症の予防はしっかりしたほうがいい、寿命に関わるから。
フィラリアに関してはいなくならないでしょうね。野生動物にも感染しますから。どこかでフィラリアは生まれてくるわけです。

私達は、必要と思ってやっている。寿命に関わるから。しっかりと忘れずに薬を飲ませていれば、フィラリア症にはならない。心配の種、病気になったらどうしようという悩みは一つ減ります。

フィラリア症になったら、心臓に虫がいる。心臓の血管の中に虫がいる。血管についているわけ。それだけで心臓には傷がつく。後々、心臓の血管が硬くなる。心臓病という診断。
苦しいとか辛いでしょうね。

そんな思い、家族にさせたい人がいるでしょうか?

月1回の投薬です。

クリニックでは、フィラリアの予防は行います。

その薬でも色々ありますね。その中でも、厳選してお渡ししています。