2020/05/11 12:35

どうも!タクヤ院長です!


ノミダニの予防という言葉、確かに使っていますね。
動物用医薬品のパッケージにも書いてあります。


ノミの寄生を約1~3か月予防
ノミの卵、幼虫の発育を最大3ヶ月阻害
マダニの寄生を約1か月予防
シラミ及びハジラミの駆除

こんな風に書かれています。

へ~、そうなんだ~で終わりますよね。そう書いてあるから。

商品のほとんどには薬=駆除剤が成分として入っています。
駆除剤には忌避効果がない。つまり、虫を寄せ付けませんという効果はないと私は思っており、
お話しています。

結局、ノミやダニはつく。
どうやって効くのか、駆虫していくのか。

ノミやダニは吸血して成長する。彼らは生き残るためにそうする。

経口薬の場合、
飲みます。
消化管より薬の吸収。
血中濃度が上がる。
ノミダニがその血を吸うと、ノミダニの体内へ。
薬が効いて、コロリ

スポットタイプ(皮膚に滴下)の場合
付けます。
皮膚の皮脂から全身に広がります。
ノミダニが付きます。
体と接触します。
薬が効いて、コロリ。

スポットタイプでも経皮吸収されて、体内に入る薬もあります。

どのタイプでも、つくのはつく。
けど、ついたらコロリですよという薬です。

予防という言葉は間違っていないんだと思います。
寄生の予防。
この意味的には間違ってないんですね。

絶対、この薬を使えばつかないのか?
答えは、いいえ。

つくのはつきますから。

どういうことで、この駆虫薬を選ぶのか、再度考えてみてください。

草木の話をすると、
丈夫な木、健康な木というのは、虫が寄り付かない、病気にならないと聞きます。

体を健康に、丈夫にできれば、使わずに済むかもしれませんね。