2020/04/17 11:23

どうも!タクヤ院長です!




こんなところが腫れます。
こんなことってどうして起こってしまうのか?

犬・猫の歯は、部位によって名称があります。



前歯は切歯
牙は犬歯
脇の歯~奥歯は臼歯、前と後ろでそれぞれ前臼歯、後臼歯となっています。

後臼歯の部位が、歯周病になり、歯の根元が炎症、化膿を起こして、眼の下が
腫れます。
こうなると食欲低下が起こってきたり、痛みがあったり、
そう思うのですが、食欲が落ちないコもいます。

進行すると、その腫れている部分が破けて、動物病院に駆け込むことになります。

治療法は?
腫れているとなると、歯の根元まで、感染を起こしている状態で
その部位の歯は機能できていないと判断します。
飼い主さんの考えによりますが、
クリニックでは、化膿を抑える必要があると考え、抗生剤は処方します。
でも最小限ですね。
腫れが引いたらどうするか。
そのままでは、良くありません。

再度腫れることは高確率であるでしょう。
原因は分かっています。歯ですね。
とすると、歯を抜くという選択肢が出てきます。
もちろん提示します。
こういうことが起こるのは、高齢のコに多いので、もし抜歯をする場合、全身麻酔に
なります。高齢のコは麻酔のリスクがあることは、知っておかなければならない。
飼い主さんは、考える必要がありますね。

抜歯をすれば、根本がなくなるので、抗生剤は必要なくなるでしょう。でも麻酔が。
抜歯をしないと決断したのであれば、歯のケアは徹底して行わなければ、再発します。

まず抜歯をするのかしないのか、決断しないといけない。
難しいですね、悩みますね。

クリニックでは抜歯を希望されてもできませんので、その場合はご紹介させていただきます。
抜歯を選択しない方ならクリニックではどうするか?
腫れているのであれば、まず抗生剤使います。長期には使いません。
同時に口腔内環境を整えるように指示します。
もちろんアクアゼオ商品を使います。

理想
ゼオカル21

ゼオカルPH

まずこの2点使って環境を整える。
今環境を整えなければ、反対側も同じようになることは十分あります。
根尖膿瘍は、片方のことが多いですね。食べる癖なのか、歯石が多くつく方がなります。
反対側もなったということはよくありますので、歯を残すということで、環境を整える、重要です。

口の中の環境が整ってきたら、OH

腸内細菌と口腔内細菌は関連性はあると思いますので、


しかし、今回は状況が違います。
口の中、触れません。
おお、そうですか。困りました。
では、アセトピュア続けましょうとなりました。
抗生剤+アセトピュア、その後アセトピュア継続で再発しなければ。