2020/03/28 10:00

どうも!タクヤ院長です!


数値化って妙に説得力がある。
ノートパソコンのバッテリーは寿命何年?寿命を延ばす方法と寿命を迎え ...
最近PCを探しているのですが、PCの性能が数値化されていました、2000、3000、6000とか。
数字が大きければ性能が高いということですね。
納得します。PCを選ぶ基準にもなりますから、ありがたいですよね。

性能が上がれば、価格も上がる。値段が高い物は、数値が大きい。
そうなんです。機械はそのままですね。

血液検査の数値はどうか?
読み解くのは単純ではない。
一般的に

数値が大きい=悪い

ということ。しかし、数値が大きくても元気です、症状は特にないんだよね。
という場合もある。

犬では炎症反応を示す項目がある。CRP。
この数値が高い、1.0を超えると院長は何かおかしいよねと判断します。

先日、この値が10を超えていた。
ぐったりかと思いきや元気。
???

こういうことが起きると、数字だけでは説明がつかない。
元気ならばいいかと、まあ飼い主さんと相談になりますがね。

数字だけ見ていては本当の答えにはたどり着かないかもしれない。
機械は、機械で数値は性格で、そのとおりになるでしょう。
生き物は違います。
日々変わるし。

血液検査の結果を吟味する必要はあると思います。
結果の奥をみなければいけない。