2020/03/13 09:35

どうも!タクヤ院長です!

「ウサギ」の画像検索結果
ウサギの診察をしました!
クリニックで診察しました。

なかなかクリニックに来院することは、稀です。
診察対象に、ウサギは入れてませんから。


ウサギさんは、非常にデリケートです。
脚力が強い。
パニックになって診察台から飛び降りることもありますし、
脚力が強いため、キックをして腰を痛めたり、重度の場合は骨折します。

大人しくしてもらうことが最優先になります。
大人しくしてほしいのですが、全力で抵抗したり。
うまく包み込むように抑えてあげないと、もっと暴れます。
抑え込むということはないです。


そんなウサギさん。ぐったりしているとのこと。
飼い主さんは、もう何羽もウサギを飼われている方でした。
お話を伺うとよくご自身でケアされています。

ぐったりしているとのこと。もう連れてきている。それは心配ということで
すぐに診察しました。

クリニックで籠越しに、ウサギさんを観察します。
緊張のせいかよく動いています。

ぐったりと聞いていたが‥‥‥。
元気そうだ。

飼い主の話では、朝全く動かなくて、心配だった。
昨日の便の量が少なくなっていた。食欲も減っている。
前のウサギさんを若くに亡くしているそうで、そのこともあり、心配されていた。
よくよく話を聞くと、消しゴムをかじって遊んでいたとのこと。
壁や木は良くかじっているが、消しゴムは初めて食べたかもとのこと。

原因はこれでしょう。消しゴム。
切歯問題なし。顔つき問題なし。涎なし。
腹部触診で張っている様子もない。
誤食で、きっと体が反応しているのでしょうということで診察は終わりました。
このままで消しゴム出るんじゃないでしょうか。

ウサギさん、消しゴムを食べてしまうか。

出ない場合、手術して消しゴムを取り出すべきでしょう。
異物が胃内にずっとありましたということは、以前症例でありました。
自分が胃の中に、消しゴムがずっとあったら嫌です。胃がむかむかし続けるかもしれません。

よくウサギでは、食欲を出すために、消化管機能改善薬としてメトクロプラミドが使われます。
吐き気止めですね。腸の動きを活発にします。胃には作用しにくいとなっています。
でも、このコには使う必要はないと判断しました。

クリニックでは、ウサギの歯切、爪切りは、対応できません。
ウサギの診察は要相談ですね。

食事や病気に関しては、またにします。

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