2020/01/23 12:07

どうも!たくや院長です!



一般的な話をします。

血圧が上がるのはどうしてか?塩分の取り過ぎです。
そこから減塩ということになる。塩分というのは、どういう組成か。NaClということ。
ナトリウムイオンと塩化物イオンがくっついて化合物として存在している状態。

問題なのはナトリウムイオンという話。
取り過ぎると、
血液中のナトリウムイオン濃度が高くなる。
→濃度って高ければ低くするように体って働くんですね。
→とすると、体は濃度を薄めたいので水分を血液に取り込む。血管の中に入ってくる。
→血液量が増えるので血圧が高くなる。

こんな流れです。

心臓は全身に血液を送るポンプで、血管の中に多く血液があれば、その分心臓は頑張って全身に血液を送ります。
心臓が頑張って送れば血圧は高くなります。

その血圧に関係しているのは、心臓だけではなく腎臓や神経、内分泌(ホルモン)などが関係します。

今売られている塩は、99.9%塩化ナトリウムだし、カップ麺やインスタントラーメンにナトリウムは多く含まれている。

だから、塩分控えましょうね。という話なんです。人も動物も。
動物の心臓病処方食、ナトリウム制限がかかっているのが特徴です。
ナトリウムは血圧に関係して、心臓にも関係しているから。

でも、ナトリウムだけに注目してしまうと、血圧が!なんてことになりますが、
ほかのミネラルにも目を向けてみてください。

例えば、
カリウム(K)。
これナトリウムを減らそうとして働いてくれる。

カルシウム(Ca)。
この摂取が不足すると、骨からカルシウム頂戴と体が指令を出します。体の細胞内にカルシウムが増えると、血管の収縮に作用します。

マグネシウム(Mg)。
カルシウムが細胞内に増えないように働いて、血圧の調整をします。

これらは、ほんの一例です。
ナトリウムだけではなくほかのミネラルもバランスよく摂取できれば、と思いますね。

注意すべきは、人工的に添加されたミネラルは、疑問に思っています。
それでも、添加したもので調子がいいよという方がいるかもしれません。
それは、それでいいと思います。

個人的には、自然の恩恵は素晴らしいと思うし、そうしたものを体に取り込んだ方が体が喜ぶと思うんです。